ねんねしてくれ 今日は二十五日
明日はお前の 誕生日
誕生日には 赤着物(べべ)着せて
連れて参ろか 氏神(のの)さまへ
連れて参ったら 何と言うて拝む
この子一代 達者(まめ)なよに
この子泣くんで 照る日も曇る
おぼろ月夜も 闇となる
この子寝さして おふとん着せて
四隅たたいて 針仕事
ねんねしてくれ まだ夜が明けぬ
明けりゃお寺の 鐘が鳴る
現在も市販されている「滋賀のわらべ歌」(石田伊佐雄著)に、
楽譜と解説が掲載されています。