ねんねして給(たも) まだ夜(よ)は明けぬ
明けりゃお寺の 鐘が鳴る
鐘が鳴りゃまた 去(い)の去のとおしゃる
ここは寺町 いつも鳴る
ねんねこよいち 竹馬(たけんま)よいち
蕪(かぶ)を揃えて 舟に積む
舟に積んだら どこまで行きゃる
遠い他国の 果てまでも
お前百まで わしゃ九十九(くじゅく)まで
ともに白髪の生えるまで
高い山から 谷底見れば
瓜やなすびの 花盛り
現在も市販されている「滋賀のわらべ歌」(石田伊佐雄著)に、
楽譜と解説が掲載されています。